現場(現地)での点検と検査によって分かること
1. 初期故障期
1. 初期故障期
この期間は、一般的に1~2年と言われています。
設備の使用・運転開始時期には、製造のミスや、組立上の不具合などにより初期故障が発生しやすいからです。
2. 偶発故障期
2. 偶発故障期
この期間は、3~15年です。
各機器を構成する部品が寿命に達する以前の期間で、故障はほとんどなく安定した稼働が続きます。
ただ機器固有の故障率によって、故障が偶発的に発生することがあります。
3. 磨耗故障期
3. 磨耗故障期
設備により多少の差はありますが、15年を過ぎた頃から始まります。
構成部品の磨耗・劣化により、いわゆる磨耗故障が発生するようになります。
この対策としては、オ-バ-ホ-ルや構成部品の交換など予防保全が必要になります。